ビタミンK2:3か月まで1週毎に13 回内服(3 か月法)

新生児と乳児期早期はビタミンK欠乏性出血症を発症しやすく、その中でも肝胆道系疾患を有する児はビタミンK欠乏による頭蓋内出血のハイリスクです。それを予防するために、ビタミンK(ケイツーシロップ)を生後3ヶ月まで1週ごとに13回内服する3ヶ月法をおこなっております。

日本小児科学会を含む各種学会よりの提言をお示し致します。(全文PDF

提言

1.肝胆道系疾患の早期発見のため、母子手帳の便カラーカードの意義を医療者は理解し、この活用方法を保護者に指導すること
2.哺乳確立時、生後1週または産科退院時のいずれか早い時期、その後は生後 3か月まで週 1回、ビタミン K2を投与すること(注)
注:なお、1 か月健診の時点で人工栄養が主体(おおむね半分以上)の場合には、それ
以降のビタミン K2シロップの投与を中止して構いません 3)。

保護者向けのQ&Aはこちら↓ 

  新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症の予防法に関するQ&A(保護者向け)

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