乳房検診判定マニュアル(案)
日本人間ドック学会 健診判定・指導マニュアル作成委員会

乳房超音波検査
利点
・被ばくがない
・妊娠中でも施行可能
・乳腺が発達している人や若年者(40歳以下)で、痛みなく検査ができる
・小さなしこりをみつけやすい
・しこりの質的診断をしやすい
欠点
・石灰化の評価がしづらい
・がん以外の良性の所見も見つかりやすく、再検査となる可能性が高くなる
 

乳癌は日本人女性の部位別のがん罹患数の第一位を占め、 2017 年の統計ではその数は
91, 605 人、日本人女性が一生涯に乳癌に罹患する確率は 10.6 %、 9 人に1人と報告され
ている 1) 。

※カテゴリー(カテゴリー分類)は、乳房超音波診断ガイドラインの検診カテゴリーを参考にした。
カテゴリー1:異常所見なし
カテゴリー2:所見があるが精検不要、明らかな良性 *1
カテゴリー3:良性、しかし、悪性を否定できず *2
カテゴリー4:悪性の疑い
カテゴリー5:悪性
カテゴリー0:判定不能な場合とする 2
*1 診断カテゴリーで広く浸透している『カテゴリー 2, 明らかな良性所見』は、『所見があるが精検不要』に含まれる。
*2 判定不能は、装置の不良、被検者や検査者の要因などにより判断のできないものであり、再検査あるいは他の検査を行う。判定区分は C としその旨記載する。