無痛分娩パンフレット 202508
当院では、麻酔専門医、麻酔科標榜医、産婦人科専門医、小児科専門医、複数人の医師が在籍し無痛分娩を管理、サポートしております。妊産婦さん一人一人の出産に対する考え方を尊重し、希望される方は「硬膜外無痛分娩」という方法を選ぶことができます。これは痛みを“和らげる”ことにより自然の分娩を手助けする方法です。ご興味のある方は、こちらの「無痛分娩のご案内」をお読みになり、当院での無痛分娩外来を受診し、当院の無痛分娩について十分なご理解をお願いいたします。その上で、ご希望がありましたら、妊娠34週までの可能な限りはやめに産科医・助産師にご相談ください。






CSEA
当院では、お産の進み具合に応じて「より早く効く麻酔」として、**脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔を組み合わせた方法(CSEA)**を行うことができます。
CSEAとは? (Combined Spinal and Epidural Anesthesia)
まず短時間で効果が出る「脊髄くも膜下麻酔」で痛みを和らげ、その後は「硬膜外カテーテル」という細いチューブを通じて、薬を少しずつ入れながら痛みを抑える方法です。
特に、経産婦さんで子宮口がすでに大きく開いている場合など、急いで痛みを和らげたい時に使われます。
リスクについて
通常の硬膜外麻酔に比べると、次のような副作用が起こることがあります:
・お母さんの血圧が下がる ・赤ちゃんの心拍が一時的に遅くなる ・麻酔後の頭痛(髄液が漏れることで起こる)
仙骨硬膜外麻酔について
出産中に「肛門や会陰のあたりの痛みが残る」ことがあり、その場合には仙骨から薬を入れる麻酔を追加で行うことがあります。これはカテーテルを入れず、1回だけ薬を注入する方法です。